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さまざまな有機系廃棄物は、近年排出量が増加の一途をたどっており、資源循環可能な有機物が豊富に含まれていることなどから従来型の焼却からリサイクルへの転換が迫られています。リサイクルの方法としては、現在はコンポスト化が主流であり各地で取り組まれていますが、原料の品質のバラツキがそのまま製品の品質に直結すること、製品の受け皿市場が実際にはそれほど大きくないことなどから、コンポスト化事業としての拡がりには限界があるといわれています。
これに対し、炭化によるリサイクルは、原料が比較的幅広く対応でき製品のバラツキが少ないこと、施設で前者のような悪臭がないことなどのメリットがありますが、製品の受け皿市場が充分でないことは前者と基本的に変わりません。
当社は、このような中で、製品(炭化物)の特性・機能を強化することができれば、受け皿市場の拡大に繋がることに着目し、新しい炭化技術の開発に注力してきました。最終的な目標からみれば通
過点ではありますが、自治体の協力のもとで大型ゴミ焼却炉排ガスのダイオキシン吸着剤の開発に成功しました。さらに河川・池・湖沼等の環境水系浄化材などさまざまな環境保全浄化資材の開発にも取り組んでいます。当社の技術は、従来の回転キルン式連続炭化方式に原料添加剤の技術を組み合わせたものであり、炭化物を複合炭素材と呼んでますが、従来の「炭」にない特性を持ち、ある程度のスケールメリットさえ出せれば代表的工業製品である活性炭にもコスト的な競合ができるということに特徴があります。性能強化した製品の今後の需要拡大に大きな期待をしております。
 社会的要請
[分野別要請]
有機性廃棄物リサイクル現状
新方式炭化技術
[原料について]
[製品の特性と用途]
導入をご提案する事業
成功事例
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